結婚の挨拶時の服装と化粧で女性が気をつけることは?顔合わせの段取りと事前打ち合わせはどこまで必要?

結婚挨拶 服装と化粧
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結婚挨拶 服装と化粧
結婚と言っても、多くの場合二人だけの問題ではありませんよね。彼の親族との関わり合いも、とても大切なことです。
結婚の挨拶で相手親に初めて顔を合わせる機会は、あなたを知ってもらう絶好のチャンスです^^。少しでも良い印象を持ってもらうよう努めたいですよね。

今回は、結婚の挨拶にふさわしいコーデや、相手親からの質問にどう受け答えたら良いかなど、緊張する場面を切り抜けるためのコツをご紹介します。

目次

結婚の挨拶の時の 服装と化粧で女性が気をつけることは?

相手親と初めて会う場合、相手親は自分の息子が「どんな女性と結婚するのか」と、とても興味を持って待っています。ワクワク待っている分、第一印象が非常に重要になります。
身だしなみが第一印象に与える印象は重大です。好印象を持たれる服装やメイクを心がけましょう。

キーワードは「清楚」で「健康的」

多くの親は、息子の結婚相手として、清楚で健康的な女性を好みます。あくまで傾向であって、必ずしも全ての親に当てはまることではありませんが、清潔感のある明るい身だしなみを心がければまず失敗はないでしょう。
具体的な注意点やコツを見ていきましょう。

服はワンピースがおすすめ!スーツでもOK
服はカジュアルになりすぎず、かしこまりすぎないワンピースがおすすめです。胸元が開きすぎない、膝丈かそれより長いものを選びましょう。色は明るい色、淡い色が良いでしょう。

スーツでも大丈夫ですが、相手によってはお堅い印象を与えてしまうかもしれません。スーツにする場合は、爽やかで柔らかい色とデザインのものを選んでください。
ビジネススーツやダークカラーのスーツで行くと、相手の親に取っつきにくい印象を与えてしまうかもしれません。

靴はパンプスがベター
靴は服の色や雰囲気に合わせたパンプスで行きましょう。ピンヒールはNGです。寒い日はブーツを履きたい気もしますが、ブーツは本来作業靴なので、きちんとした場にふさわしくありません。サンダルやミュールもカジュアルすぎてNGです。
一見パンプスっぽく見えますが、バックストラップの靴も避けたほうが良いでしょう。オープントゥーのパンプスも、できれば避けたいところです。

ストッキングは必須です
たとえ夏であっても素足は相手に失礼です。必ずナチュラルカラーのストッキングを履きましょう。ラメ入り、タイツ、レギンス、トレンカはカジュアルなのでNGです。
パンツスタイルであっても、靴下ではなくストッキングを履きましょう。

バッグはノーブランドかブランドロゴが控えめなもので
バッグは持ち主の性格や金銭感覚をよく表すと言われています。派手なものは避け、シンプルで上品なデザインのものを選びましょう。ノーブランドが好ましいですが、ブランド物でもロゴが大人し目であれば、それほど悪目立ちはしないでしょう。
前面に巨大なロゴがあるものや、一面にロゴのパターンがあるものは、人によって「ブランド好き=金遣いが荒い」と思うかもしれません。実際そうでなくても、誤解されたら悲しいですよね><。

また、トートバッグや大きいバッグは避けましょう。挨拶の前後に別の予定がある(何かのついでに挨拶に来た)と思われてしまうかもしれません。

アクセサリーは小ぶりなものを
本来正装において、昼間にキラキラしたゴージャスなアクセサリーを付けるのは、品がないとされています。アクセサリーを付けるのであれば、小ぶりのピアスやイヤリング、ワンポイントのネックレスなど、控えめなものを選びましょう。
パールもおすすめです。パールはどんな色の服にも合い、品よく見せてくれますよ^^。

髪型は清潔感重視で
髪型によって、全体の印象はガラリと変わります。きちんとセットして、清潔感のある髪型にしましょう。セットに自信がなければ、ハーフアップにして清楚な雰囲気を出しても良いでしょう。

カラーをしている場合、頭頂部に黒い部分が目立たないか確認しましょう。いずれにしても、挨拶前にヘアサロンでヘアスタイルを整えておくべきでしょう。

メイクは特に清楚に
ナチュラルメイクがおすすめです。眉の色は髪の色に合わせ、アイラインを太くし過ぎないようにしましょう。パールやラメの強いアイシャドウは避けてください。口紅とチークの色は服との相性を優先すべきですが、一般的に日本人の肌にはアプリコットの発色が良く、健康的に見えると言われています。

その他気を付けるべき身だしなみとは?

ノーメイクはNG
女性がきちんとした場に出る場合、メイクをすることはマナーです。

香水
香水が苦手な人もいます。家に香りが染みつくと、しばらく残ることもありますので、香水は付けないようにしましょう。デオドラントスプレーも、無香料か石鹸の香り程度に留めましょう。

ネイルアート
爪は短く切りそろえ、ネイルをしても落ち着いたピンク系かベージュ系の単色、またはフレンチ程度に抑えましょう。ネイルアート、ラメ、ラインストーン、スパンコールはやめておいた方が良いでしょう。親世代には良さが理解されないかも知れません。

ハンカチ、ティッシュを持って
普段タオルを使っている人も、ハンカチを持参しましょう。サッと出した時にタオルだと、急にカジュアルになります。ティッシュが必要になっても、自分の鞄から出すようにしましょう。

結婚の挨拶の顔合わせで聞かれることは?

結婚の挨拶といっても、挨拶しただけで終わるわけではありませんよね。お互いの人となりを知るためにも、ある程度の会話が取り交わされます。場合によっては泊りがけでしっかり話し込むこともあります。

相手親によっては、当たり障りない話だけして、結婚に伴う細かいことは二人に任せてくれることもあるでしょう。しかし、こればかりは会ってみないと分かりませんよね。
質問を受ける可能性のあるものは、ある程度答えを考えておくと良いでしょう。また、自分自身(彼女)の仕事や家庭環境などは、ある程度彼から親に話しておいてもらいましょう。

聞かれる可能性が高い質問とは?

では、具体的にどのようなことを聞かれるのでしょうか。最も聞かれやすいのは、あなた自身の経歴と家族についてです。

経歴について
出身校や勤務先、従事している職務についてです。自分の経歴ですから、特段事前に調べなくても分かると思います。
ただ、父親世代が好む話題として、勤務している会社の最近のニュースは押さえておいた方が良いでしょう。
相手の親にとって、息子の結婚相手がどのような環境で育ってきて、どのような所で働いているのか知りたいと思うのは、自然なことです。
あまり脚色せず、ありのままを素直に話したほうが良いでしょう。

家族について
家族構成や、家族の勤務先などを聞かれることが多いようです。もう少し踏み込んで、家族の学歴や年収を聞かれるケースもあるようですが、年収に関してはありのままを答える必要はないでしょう。(嘘をつくのではなく、「よく知らない」と答える)

こんなことを聞かれることも!際どい質問にも答えを用意しておこう

これは相手親の性格にもよりますが、場合によっては「こんなことまで!?」と驚くような質問を受けることもあります。結婚したら身内になるわけですから、答えられる範囲で素直に答えましょう。

健康状態について
意外に女親の方が気にすることが多いようです。既往歴や現在何か病気にかかっているかなどを聞かれるかもしれません。また、両親の健康状態を気にする相手親もいるようです。

将来の同居の有無や居住地の候補
相手親に同居の意志がある場合、最初の挨拶で同居の有無につて聞かれるかもしれません。まだ彼と結論が出ていない場合は、この場での回答を避けましょう。「今、○○さん(彼)と相談中です」と答えれば良いでしょう。
もし結論が出ているのであれば、この場で返答しても良いでしょう。また、事前に彼から親に伝えておけば、話がスムーズかもしれません。

居住地についても同様です。この手の話題は、今後の関係に亀裂を生む可能性があるので、慎重に伝えるようにしてください。

家族計画
子どもはいつ頃、何人欲しいかなどを聞かれることがあります。同居の有無と同様、家族計画についてもはっきり希望が決まっていなければ、明言を避けたほうが良いかもしれません。

子どもを持つ希望は、そのときの年齢や収入によっても変化するものです。はっきり相手に伝える場合も、「今のところは」と一言付け加えておきましょう。

専業主婦か兼業主婦か
仕事を続けるかどうかは、あなたの人生を大きく変えるかもしれません。彼としっかり話し合って、納得できる結論を出したいですよね。
相手親からの希望があるかもしれませんが、自分の人生ですので、自分の意思で決めてくださいね

女性の仕事観は、世代によっても異なります。最初から強い主張で考えを伝えるよりも、「○○さん(彼)の意見をよく聞いて決めます」と、とりあえず答えておいても良いでしょう。

家事能力
あまり家事が得意でなくても、これから上達すれば良いのです。ありのままを素直に答えて良いと思います。

相手の親に話を振るならどんな話題が良いの?

相手親との話がいまいち続かないとき、こちらからどのような話をすれば良いでしょうか。気まずい沈黙はお互いに居心地が悪いですよね。そんな時に役立つ、上手な話題の振り方をご紹介します。

相手親の趣味や特技について聞く
相手親がどのようなことに興味を持っているかなど、会話の中でヒントが出てきたら、そこから話を広げましょう。また、部屋にある写真や本から、趣味や特技を推測することができます。

「サインボールが飾ってありますが、野球がお好きなんですか?」といったように、周囲にあるヒントを活用してくださいね。

彼の良いエピソードを話す
彼の素晴らしい点、心に残ったエピソードなどを話し、だからこそ彼と結婚したいと伝えましょう。自分の子どもを褒められて嬉しくない親はいませんよ^^。

結婚の挨拶の段取り 事前に彼氏と打ち合わせておくべきことは?

結婚の挨拶を礼にかなった方法で、滞りなく行えば、「しっかり者の嫁になりそう」「礼儀正しい女性だわ」と、更に好印象を持たれるでしょう。相手親にわざわざ時間を作ってもらうのですから、行き当たりばったりではなく、彼と事前によく話し合っておきましょう

まずは日時や場所を決めて相手の両親に予定しておいてもらおう
日時は相手親の予定優先で決めましょう。相手親に都合の良い日時をいくつか挙げてもらって、そこから二人の予定が合う日を選び、設定しましょう。

スケジュール調整は、余裕をもって行いましょう。直前に調整しては、相手に失礼です。
また、時間の指定がなければ、食事時は避けましょう。暗に食事を用意して欲しいと伝えるようなものです。昼食が終わってひと段落ついたくらいの時間が良いでしょう。

場所に関しては、多くの場合彼の実家に出向くことになります。相手親の都合により自宅で会えない場合は、相手親の家の近くで、静かな個室のあるレストランを予約しておきましょう。

結婚式や結婚後のことを予め話し合っておこう
前述した、「結婚後の居住先」「同居の有無」「家族計画」などは、挨拶前に彼とよく話し合っておきましょう。結論が出なくても、「今話し合い中です」と答えるなど、彼と示し合わせておきましょう。

結納を行うか話し合っておこう
通常、結納を省略するとしても、それは新郎の実家から申し出ることではありません。しかし、彼の両親がどのような考えを持っているのか、彼にやんわり聞いてもらった方が良いでしょう。もちろんあなたの両親の考えも聞いておきましょう。
彼やあなたに既婚の兄弟がいれば、前例を確認しておくと良いですよ。

手土産を用意しておこう
彼に親の好みを聞いてもらいましょう。できれば喜んでもらえるものを持参したいですよね^^。

もし好みが分からなければ、日持ちするお菓子やあなたの地元の名産品などが良いでしょう。羊羹やカステラのような「切る」ものはNGです。
予め相手親から手土産を辞退されることがありますが、それでも念のため用意したほうが良いでしょう。何とも煩わしいことですが、こういったやり取りは日本ではよくあることなのです。用意しておいて、渡すか渡さないかはその場の雰囲気で決めれば良いと思います。

手土産についてはさらに詳しくこちらの記事で解説していますので参考にしてみてください。
⇒結婚の挨拶の手土産の相場はどれくらい?定番土産と避けるべきもの、当日のマナーを解説!

宿泊が必要なら「彼実家」か「ホテル」どっち?
相手親から宿泊するよう申し出がなければ、ホテルをとっておいた方が無難でしょう。もし彼の実家に泊まるのであれば、彼と同じ部屋は固辞しましょう。

まとめ

お互い初対面の場合、結婚の挨拶は、相手親の考え方やこちらとの関わり方を観察する絶好の場です。込み入った話は避け、余計なことは言わないようにし、ひとまずは親交を深めることに努めてくださいね^^。

そして結婚の挨拶が終わった後には必ずお礼状を書きましょう。御礼状については「結婚の挨拶でお礼状はがきと便箋 失礼にならないのはどっち?書き方例文」で詳しく解説しているのでこちらも参考にしてみてくださいね!

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