白髪が増えるのは病気のサインなのか?白髪になる恐れのある病気とは?

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白髪は病気のサイン?

今まで白髪なんてなかったのに、ある日気づいたら急に白髪が増えてしまっていたら、、、
[char no=2 char=”疑問女”]もしかしたら病気なのかしら?[/char] と、不安になりますよね。

白髪と病気の関係、気になりるところです。そこで、今回は病気と白髪の関係について、お伝えしていきます。

目次

白髪が増えるのは病気のサインなのか?

白髪が増えると、「年齢を重ねたから」
そう思うのが普通かと思いますが、若白髪と言うこともあるし、まだ小学生なのに白髪のある子もいます。

でも、もしかしたら、それって病気のサインかもしれません。

実は、胃腸疾患や、貧血、甲状腺の病気やその他の病気でも、白髪になる可能性があるのです。

でも、胃腸疾患、貧血は、どんなものか察しが付くかと思いますが、甲状腺の病気って?
あまりピンときませんよね?

甲状腺は、首の前部、のどぼとけのすぐ下にあり、蝶が羽を広げたような形をしいて
重さが16~20g、縦4.5cm、横4cm、厚さ1cmの臓器です。
甲状腺は、甲状腺ホルモンを作り、血液中に分泌しています。
そして、食物として摂取した栄養素を、エネルギーに変える等、新陳代謝を促進する働きがあります。

こう言うと、なんだか難しくてわかりずらいかもしれませんが、要は、私たちが生活していく上で、大切なものであり、
甲状腺ホルモンは、多すぎても少なすぎても、体に良くありません。

どんな影響が出るのかと言うと

  • 疲れやすい
  • だるい
  • 不眠
  • 動悸、息切れ
  • 髪が抜ける
  • 白髪になる

等です。

体の不調も気になりますが、白髪だけでなく、髪が抜けるというのは女性にとって(男性もですが…)深刻ですよね。

もし、甲状腺の病気かも?と心配でしたら、一度受診してみると良いでしょう。

ちなみに病院は、

  • 内科
  • 耳鼻咽喉科
  • 代謝内分泌内科

で、診てくれます。

白髪になる恐れのある病気とは?

1章では、「白髪が増えるのは病気のサインなのか?」
についてお話しましたが、2章では、具体的にどんな病気があるのか、見ていきたいと思います。

1)貧血

貧血になると、ビタミンB12が不足します。
ビタミンB12は、メラノサイトの機能を活性化し、メラニン色素を増加させる働きがあります。
また、貧血になると、食べた栄養素や酸素が、頭皮に運ばれにくくなります。
これらの原因によって、白髪が増えてしまうのです。

2)胃腸疾患

小腸付近にある毛細血管は、栄養を吸収する働きがあり、疾患があると、血液の流れが悪くなり、栄養を吸収する力も弱まり、結果白髪になることも。

3)甲状腺機能低下症

  • 男性より女性に多い
  • 初めのうちは自覚がない
  • のどが腫れ、違和感がある
  • 白髪以外の症状として、疲労感、記憶力&集中力の低下、便秘、むくみetc

この病気になると、甲状腺ホルモンが低下し、心身共に悪い影響が出てしまいます。
ホルモンバランスが乱れると、細胞分裂の働きが低下し、その結果、白髪が増えたり、むくんだり、疲れやすくなったりするのです。

初期の段階では、症状が出ないというのが厄介ですよね。

かくいう、筆者の祖母も、甲状腺の病気になったのですが、最初の頃は「働き過ぎではないか?」とか「更年期障害ではないか?」と周りから言われていました。
結局、甲状腺の病気であることが後々判明したので、軽く考えずに、注意しないといけないですよね。

4)尋常性白斑

突然皮膚の色が抜け、白い斑点ができる病気です。
色が抜けた部分と、そうでない健康な皮膚との境目が、はっきりしているという特徴があります。
症状が頭部に出ると、色が抜けたところから、白髪が生えてきます。

歳を取ればある程度白髪は仕方ない、と思っていても、もしかしたら、何か違う病気が隠れている場合もあります。
うっかり見落として、手遅れになったら大変ですよね。

そこで、次の章では、その対処法について、いろいろお話したいと思います。

病気で白髪になった場合の対策

病気が原因で白髪が生えたら?

もちろん、そのまま放っておくわけにはいきません!!
適切な治療法で、一刻も早く治したいですよね。

では、順番に見ていきましょう。

1)貧血

貧血があまりにもひどい場合には、医師の判断で病院で鉄剤を処方されることになります。

そこまでの症状でない場合には、日々の食生活で、鉄分を多く含む食材(レバー、かつお、ほうれん草、木綿豆腐etc)を意識的に摂取することを心がけましょう。
栄養のある食事は、健康にとって一番ですからね!

2)胃腸疾患

消化剤、酸分泌抑制薬等の服用で、改善します。
ただし、ストレス性の場合は、抗不安薬、抗うつ剤等、神経症状を改善する薬を処方される場合も。

食事に気を付けることも大切です。
暴飲暴食、辛いもの、消化の悪いもの、暑すぎたり冷たすぎるもの、これらの食べ物は避けましょう。

3)甲状腺機能低下症

レボチロキシン、チラーヂンS等の薬を服用し、甲状腺ホルモンを補います。
治療中は、適度な運動と十分な睡眠、休養を心がけましょう。(症状が重い場合は、安静にする必要があることもあります)

食事は基本的には、バランスの良い食事を心がけていれば、何を食べても構いませんが、海藻類を取り過ぎないようにしてください。
海藻類は、ヨウ素を多く含み、甲状腺機能が低下しているときに多く摂取すると、更に甲状腺機能が低下してしまうことがあるからです。

4)尋常性白斑

皮膚の病気なので、皮膚科を受診しましょう。
ステロイド剤を毎日塗ったり、ナローバンドUVB照射療法、エキシマレーザー照射療法、PUVA療法等の紫外線照射療法を、週1~3回受けます。
その他、皮膚移植という方法もあります。
日焼けは避けたほうが良いでしょう。

とにかく、どんな病気でも、早期発見・早期治療が大切です。

まとめ

白髪の原因は様々です。
でも、その中には病気の場合もあるということを頭において、少しでも変だと感じたら、専門医に相談するようにしましょう。

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