とびひはうつる?潜伏期間と感染経路、登園はいつからできるか?
梅雨時期から夏にかけて、子どもの間で流行りやすく注意しないといけないのが「とびひ」です。

子どもによってはその名前の通り別の場所に「飛び火」してなかなか治らず根強い治療が必要になったり、薬を飲んでも塗っても治らずに、どんどん広がっていったりすることも・・・。

この記事では、

  • とびひの潜伏期間と感染経路
  • 繰り返すとびひをどう予防すべきなのか
  • とびひにかかった場合、登園許可はいつからもらえるのか
  • とびひが一向に治らない場合にはどうすればいいか

について解説していきます。

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とびひはうつる?潜伏期間はどれくらいで感染経路は?

とびひとは
まず、とびひとはどんな症状で何が原因で起こるのか、そして、なぜ「とびひ」という名前なのか、みてみましょう。

とびひとは何か?

とびひの正式名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。
細菌が皮膚に入り込んでしまうことにより起こる皮膚疾患です。

なぜ「とびひ」というのか?

飛び火
とびひになると、皮膚にかゆみを伴います。そのかきむしった手を介してとびひは全身に広がります。

その様子が火事の時に「飛び火」した火の粉のようだということから『とびひ』と呼ばれるようになりました。

とびひの原因は?

とびひは、虫刺されやあせも、小さな怪我の傷に黄色ブドウ球菌という細菌が入り込み、感染することで発症します。

この黄色ブドウ球菌は健康な人の皮膚や鼻の中に普段から存在する、常在菌です。
そのため、鼻を触った時には必ず手を洗うように気をつける必要があります。

その手で傷口などに触れると、とびひになる可能性があります。

とびひの潜伏期間は、約2~10日とされています。

とびひはうつるのか?兄弟姉妹に感染させないために必ず注意すること

とびひ うつる
このページの最初のほうで

別の場所に「飛び火」して、なかなか治らず根強い治療が必要になったり

と書いたので、うつるか、うつらないかの答えは明白ですね。

とびひは、伝染性でうつります

とびひが増殖する時に出す毒素が原因です。

そのため、もしも子どもがとびひにかかり、兄弟姉妹がいるのであれば、

  • 幹部の傷口は消毒をしっかりし、病院で処方された薬を塗って必ずガーゼで覆う。
  • (※皮膚と皮膚の接触だけでも移るので注意しましょう)

  • タオル・衣類は絶対に分けましょう。
  • お風呂の湯船は入れないこと
  • (※兄弟に感染します)

  • お風呂はシャワーのみで、患部は清潔に保つこと
  • 湯船・プールは医師からの許可がない限り入れないこと
  • 引っ掻かないように爪は短く切ること

以上のことを、必ずきっちりと守るようにしましょう。

しかし、残念ながら上記のことを全てきちんと守っていても100%うつらないとは限らないのがとびひです。

もしも「うつったかも?」と感染が疑われる場合には、すぐに病院に行くようにしてください。


とびひはいつ治る?繰り返すものならどう予防すべき?


とびひは2週間程度で治ると言われていますが、早めに治療すればするほど回復も早くなります

疑問女

皮膚の様子がおかしい?
もしかして、これ、とびひ?

と思ったらすぐに小児科に連れて行きましょう。

また、治療中、体内に菌が残っていることもあるので、とびひが消えたとしても医師の診断が出るまでは治ったと過信しないようにして、兄弟にうつらないように注意を続けてください。

とびひは、傷口に細菌が入り込むと、くりかえし発生することがあります。

特に皮膚の弱い7歳未満の乳幼児はとびひになりやすいということを忘れず、気をつけてください。

普段からできるとびひの予防方法

・手をしっかり洗うこと
・傷口は清潔に保つこと
・鼻を触ったら手を洗うこと
(※特に幼児は「鼻ほじり」に注意!)
・普段から爪は短く切ること

赤ちゃんの場合は、どんなに爪を切っても、かゆみを我慢できなくて寝ている間にかいてしまいます。

なので、できるだけかゆみを減らすようにしてあげましょう。

肌を清潔に保ち、保湿スキンケアをして、虫刺されやあせもがある場合には長引かせないようにします。
幹部のガーゼをこまめに変えてあげることもかゆみを抑える方法の一つです。

とびひになったら登園禁止?登園許可はいつからもらえる?

幼稚園保育園登園

とびひは出席停止が義務づけられた病気ではありません。

ですが、接触感染する伝染病ではあるので、症状が酷いようであれば医師からも休むことを指示されます。

通っている幼稚園や保育園でも規則があると思うので、必ず園に事前に相談してください。

他の子供たちに感染しては大きな迷惑をおかけてしまうことになります。
医師の判断がない限りは登園をさせないようにすることは、集団生活を守る上でのマナーです。

園生活の中での幼児間のとびひの感染力は思ったよりも強いので注意が必要です。

また、もし患部が小さく乾燥してかさぶたになっていて、医師の登園許可が出た場合であっても

幹部を覆うガーゼ
プールの許可
をきちんと医師に確認し、園に報告の上で登園させるようにしましょう。

後々のトラブルを避けるためにも重要です。

そしてもしも、以下の様な症状が見られた場合にはもう一度受診をするようにしてください。

・リンパ節の腫れ、発熱がある場合
(毒素が血液に入り合併症を引き起こしている可能性があります)
・別の小さな発疹が出てきた時
・身体や顔が赤く腫れだした時
・2日経ってもどんどん水ぶくれが増える時

このような場合には早急に受診するようにしましょう。

とびひが一向に治らない場合には

皮膚科クリニック

がっかり

・小児科を受診し、軟膏と抗菌剤をもらって、きちんと治療をしているのに全然治らない
・一向に良くならず、治ったと思ったら別の場所にうつって繰り返す

という場合には、いったいどうすれば良いのでしょうか?

そんな時は、小児科ではなく「皮膚科専門医のいる皮膚科に病院を変えてみる」ことをおすすめします。

また、その場合には必ず、既に受診している病院の薬を持参するのをお忘れなく。

薬や病院を変えることにより、改善するケースもありますので、あまりにも長期に渡って一向に治らないという場合には、様子を見ながら判断するようにしましょう。

さいごに

「かゆいのに、絶対にかいてはいけない!」と言われた時、たとえ大人であったとしても、ものすごくかゆければ「あぁ・・・!!!思いっきりかきむしりたいー!!!」とストレスが溜まってしまいますよね。

とびひは長引けば長引くほど子どもの負担が大きくなるので、できるだけ早く治してあげるためにも、自己判断ではなく、早めの受診が重要ポイントです。

今年かかっても、来年もまたかかる可能性もあるのが「とびひ」です。

事前の予防に加え、またかかってしまったら、すぐに病院に行くようにすることを忘れないで下さいね!

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