梅雨の食中毒対策予防方法とは 子供をもつママが気をつけるべきこと

梅雨
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梅雨 食中毒対策

梅雨のジメジメした季節、普段にもまして食中毒が気になりますよね。
小さな子どもがいる場合、食中毒が原因で重病になってしまうということも考えられるので特に気をつけたいものです。
食中毒を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?
食中毒を避けるための注意点や、もしも食中毒になってしまった場合にはどう対処すればよいのかお伝えしますね^^。

食中毒を引き起こす原因、菌の種類とかかりやすい時期について

食中毒は発症しやすい時期があるのはご存知ですか?
なんとなーく「梅雨のジメジメ=カビが生える=菌がいっぱい」というイメージで6月前後と考える人が多いのですが、実際にはもっと範囲が広くて「5月~10月」くらいが食中毒の菌の増殖時期なんですね。結構長いですよね!

なぜこの期間が増殖しやすいかというと、菌が増殖するために最も必要な要素がこの時期はバッチリ揃っているから。

菌の増殖の必要要素というと、

・栄養源(食品そのもの、食器や調理器具についた食品)
・水分
・温度(特に湿度)

この3つがある限り菌は増殖し続けてしまうんですよね。

特に温度が高く、ジメジメする時期は菌の大活躍する時期。
予防をしっかりしていかないと食中毒になる可能性は通常時より高いので注意が必要です。

一般的に、よく耳にする食中毒の菌の種類としては、

・カンピロバクター
 原因:食肉(主に鶏肉)、卵、レバ刺し

・病原性大腸菌(腸管性出血大腸菌、O-157)
 原因:食肉

・サルモネラ菌
 原因:食肉、卵、魚

・黄色ブドウ球菌
 原因:おにぎり、弁当、調理パン

・ノロウィルス
 原因:二枚貝

があります。O-157やノロウィルスはニュースなどでもよく取り上げられるので耳にしたことありますよね。

実際には、食中毒の菌の種類はもっとたくさんあるそうで、あくまでも代表的な菌だけで上記の種類となります。

食中毒を予防する方法は?

食中毒はかかったことがある人にしか分からないほど、本当にすごく辛いです。
大人でもしんどい食中毒。子どもがかかってしまったらひたすら苦しむ我が子は本当に見てられないほど親の心はツライもの。
そのためにも予防は必須です。

予防対策を5つご紹介しますので、是非守ってください。

1、手洗いは絶対
手には色々な菌が付着しています。
どんな時も絶対に手洗いは基本になります。
料理をする時こは必ず手洗いをしましょう。
指の間、爪の中までしっかり洗ってくださいね。

2、調理器具もしっかり洗いましょう!
まな板、包丁、調理器具数々、食器・・・使ったものは「お湯と洗剤」でしっかり洗い!
しっかり乾かす。そして熱湯消毒できると確実です。
熱湯消毒も簡単!
ポットなどでお湯を沸騰させ、そのままかけるだけです。
その後はしっかり乾かしてください。

3、調理したものや食べ残し等は冷蔵庫で保存すること
室温で保存してしまうと、菌の増殖3要素がしっかり揃ってしまいます。
「3要素は絶対に揃えないこと!」食中毒起こさないために守ってくださいね。

4、生物は調理する際、しっかり加熱すること
特に梅雨時期は、加熱調理の際にしっかりと火を通しましょう。
中途半端なレアほど怖いものはありません。
肉料理や魚介料理は中まで火が通っているか必ず確認すること。
菌は75度以上で1分以上加熱すると殺菌されると言われています。
しっかり加熱して予防してください。

◎特に守ってもらいたいこと◎
5、免疫抵抗を落とさないこと
どんなに気をつけていても、免疫抵抗が弱まっていると食中毒を起こしやすくなります。
「適度な睡眠」「適度な食事」「適度な運動」「適度な休憩」です。
健康的で規則正しい生活は食中毒対策にも有効です。

食中毒にかかったらどうする?

食事の後に嘔吐に下痢・・・そして発熱!
もしかして食中毒になったかも?

そんな時もまずは落ち着いてください。
そして、「しっかり水分補給」をしてください。

食中毒になった際は、出来るだけ早く外に菌を出さないといけません。
体内に留めておくことの方が重症化してしまいます。
ですので、しっかり水分補給をして菌を外に出しましょう。
ここで水分を取らないと「脱水症状」も引き起こしていまいます。
辛いと思いますが、楽になるには外に出すことが大事なのです。
吸収率の良いスポーツドリンクでもいいでしょう。

そして「必ず病院に行くこと」
自己判断でよりすると、菌によっては死に至ることもあります。
絶対にそうならないように必ず病院に行きましょう。

水も飲めない!歩けない!
そんな時には「救急車」を利用してください。
恥ずかしいことではありません。
ご自身や家族の身に危険が迫っている状況をしっかり把握してくださいね。

まとめ

食中毒の予防対策をしっかりとっていても、免疫抵抗が低下していては完全には防ぎきれない場合があります。
梅雨のジメジメ時期から夏にかけては、なんとなく食欲も落ちてなかなか食事が取れないこともあるかもしれません。しかし、「体を守るために、食中毒にならないために」栄養のあるものを規則正しく食べるよう管理していくといいでしょう。

梅雨

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