目標達成ができない理由は?挫折しない目標を立てる方法とは?

目標達成
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目標達成

年が変わる1月と新学期が始まる4月は、新たな節目として心機一転、目標を掲げる人が一番多い時期です。

新たに目標を打ち出す人、既に長期のライフプランの中で決めている目標の見返しとして再度目標の調整をする人、それぞれだと思います。

今日は毎回目標を立てるのになぜか達成できたことがない、途中で失速していってしまうという人のために目標達成率を大幅に上げるためにはどうすればいいのか、具体的な方法をお話していきます。

目次

目標達成ができない理由はなぜ?

新しい目標を考えるときはワクワクしますよね。あれもできたらいいな、これもできたらいいな、今年こそこれは絶対達成したい!・・・。

目標をクリアして達成した自分の姿を想像するほど気分が高揚することはありません。
気分がノリに乗っていれば、ついついちょっと自分にはハードルが高いかな?とか、せっかくだからこれと、これと、それからこれも!と欲張ってたくさんの目標を掲げてみたり。そして目標を書き出してすっかり自分に自己陶酔。

でも、それからしばらく経つと目標自体を忘れてしまったり、また明日から始めればいいやと先延ばしにしているうちにうやむやになってしまったり。
こんな経験はありませんか?

やる気満々で自分で決めたはずの目標なのにどうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか?

目標が達成できない理由を端的に言うならば、「目標が具体的ではないから」です。

分かりやすく説明していきましょう。

例えば目標は「家を買う」だとしたら、これは厳密に言うと目標ではありません
自分だけの持ち家、マイホーム。是非これを買いたい!
素敵ですよね。だけど、これだけではあくまでまだ「夢」あるいは「妄想」の段階なのです。
目標と夢は別物です。夢を見るのはとても楽しいです。
あれも手に入れた、これも手に入れた、自分がこんなにレベルアップした、何かを習得した、誰かに認められた。
この想像によるワクワク感は目標を達成するのに重要な要素ではありますが、これだけでは目標を達成するには余程の強固な心がない限り難しく、抽象的すぎるために目標達成の挫折につながっていくのです。

では、ただの絵に書いた夢ではなく「実現する目標」「挫折しない目標」を立てるにはどうすればよいのでしょうか?

挫折しない目標を立てるには?具体的な手順

目標を考える時に以下の手順に沿って自分の目標を設定していきましょう。真っ白で大きな紙とペンを用意して実際に手を動かしてみましょう!
(普段からマインドマップを使っている人は、マインドマップで書き出していくいいでしょう。ワークだと思って浮かぶものをガンガン書き出していってください)

1)目標を具体化する

「家を買う」であれば、その家はどんな家なのか?マンション?戸建て?屋根の色は何色?家の中には部屋数はどれくらいある?どんな施設がある?
場所はどこにある?都内?何県?駅の近く?などなど・・・。
書き出す行為が終われば、自分が求める家の写真やパンフレット、雑誌の切り抜きなどを集めてイメージを視覚でも具体化します。

2)なぜその目標を達成したいのか、達成したらどうなっているのかをリストアップする

これは目標を途中で諦めないためのモチベーションにつながります。
「家を買う」ことによって何を求めているのか。そのことによって誰かを喜ばせてあげる、幸せにしてあげたいのであればそれは誰なのか?
自分はなぜそれを達成したいのか、もし達成できたら自分はどんな気持ちでいるのか?何を感じどう生活しているのか?思いつくことを次々にリストにします。
ただ、「望みのものを手に入れた」だけではなく、その時の自分の気持ち、周りの反応、それが当たり前になった時点での自分の生活や行動を具体的に列挙していきます。

3)その目標を達成するためにやるべきことをリストアップする

続いて、その目標を達成するには何をしなくてはいけないのか、具体的にやるべきことをリスト化していきます。

例であげた「家を買う」が目標であるのであれば、

パンフレットを取り寄せるならどうやって?チラシを集める?関連本を見る?
不動産に行って聞いてみる?
モデルルームやモデルハウスを見に行く?
お金を貯めるなら、いくら必要?どんな費用がかかる?
下見をするなら、どこでどうやって?
家族に言うならいつどのタイミングで?
・・・・

どんどんとやることが出てきますよね^^;。
どんな小さな些細なことでも構いません。というか、小さければ小さいほど良いのです。
目標を達成するには大股でポーンと飛び越えていきなりゴールにたどり着ける人は本当にごくごく稀です。大抵は小さなことを積み重ねて、積み重ねて・・・そして最終的にゴールにたどり着けるのです。

逆を言うと、ここで具体的に小さな行動までに落とし込んだ行動リスト(やることリスト)が出せれば出せるほど、あなたの目標への歩みはスタートしていると言えます。

4)書きだしたやるべきことリストを並べ替えて期限を設定する

3)でたくさんのやるべきこと=行動リストを書き出したら、これを現実的な順序に並べ替えます。そしてその行動リストにそれぞれ期限を設けます

この時、達成したい目標の最終期限から逆算して期限を考えることが重要です。
いつまでにこれ(長期目標)を達成するためにはいつまでにこれ(中期目標)を達成して、そのためにはいつまでにこれ(短期目標)を達成するのか?

年単位、月単位、週単位、日々単位へと落としこんでいく、というわけです。そうすることによって目標が実際の行動に結びついていきます。

本当に達成したい目標であれば、計画は必ず必要です。
「桃栗三年、柿八年」ということわざのように忍耐力と継続力があってこそ目標を最終的に達成ができるようになります。

目標の具体化⇒達成するための行動の具体化⇒ロードマップ(計画)⇒日々の行動と計画の微調整の継続

これこそが目標達成の王道中の王道であり、結局は最終的に近道といえます。

さいごに

いかがでしたでしょうか?目標を実際に達成するための流れを見ていくと、欲張ってあれもこれもとたくさんの目標を立てることがためらわれてきますよね^^;。
そしていかに自分の目標の立て方が甘かったかということを実感するのではないでしょうか?

尚、行動計画は行動開始の序盤は甘めにする必要があります。特にテンションの高い一番最初の時期ははりきっているのでたくさんの行動を入れがちです。ですがここでガチガチに計画入れてしまうと、いざ行動となった時にそれがプレッシャーとなり体が動かなかったり、先延ばしにつながったり、あるいは計画のどれか1つが崩れただけでモチベーションが下がり、なし崩し的に続きの計画が倒れていく可能性が高くなります。

行動計画は、休みあるいは余裕をどれくらいのペースで入れるのが自分自身の性格的にも合っているのかを考慮して入れるとともに、小さなご褒美を短期目標を達成する度に設定するようにしましょう。

アメとムチを上手に計画に入れることがポイントですよ^^。是非あなたの目標を掲げる際に参考にしてみてくださいね。

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