日焼けで顔の皮が剥けたらどう対処?スキンケアと化粧はどうするべきか

日焼け顔の皮
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日焼け顔の皮

海やプールだけでなく、子供の部活の応援に行ったときや、ガーデニングをしている時など、夏ともなれば思わぬ場面で、うっかり日焼けをしてしまうこと・・・、ありますよね?

顔の日焼け対策をしっかりしていなかった場合、あるいは想定以上の紫外線を浴びた場合には、次第に皮が剥けてくることも・・・!

[char no=2 char=”疑問女”]日焼けで顔の皮が剥けたときにはどんな対処をすればよいのでしょうか?[/char]

敏感な部分であるだけに気になるところです。

今回は「顔の日焼け後のケア」「日焼けで顔の皮が剥けてしまった時のケア」「日焼け後に知っておくと役立つ栄養素」についてご紹介していきます。

目次

日焼けで顔の皮が剥けたらどう対処すればいい?

日焼けで顔の皮が剥けたら

顔の皮剥け・・・紫外線の強い季節に外で過した後、経験してしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

友人や恋人と海水浴やプールで丸一日楽しく過ごしているうちに・・・。

あるいは、野球やソフトボールなど、アウトドアの部活をしている子供の、お茶当番や応援でほぼ一日中外にいたら・・・。

日焼け止めをしっかり塗っていても、その時の天候によっては、汗や水などですっかり落ちてしまって、その結果、顔のお肌が悲惨なことに・・・ということはよくあることです。

そんな肌状態になってしまった時、まず思い浮かぶのは、肌のクールダウンではないでしょうか?
保冷剤で冷やしてみたり、きゅうりパックなんていう、オーソドックスなことを試してみたり…

[char no=1 char=”疑問”]でも果たしてその方法は、本当に正しいのでしょうか?[/char]

実は、『日焼けをした時にはまず冷やす』ということは良いことなのですが、皮が剥けてしまった時は、それよりも保湿することの方が大切です。

なぜかというと、皮が剥けた肌は乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすくなっているので、こまめな保湿で、肌を保護しなくてはならないからです。

それと同時に、乾燥によって水分も失われやすいので、いつもより多めの乳液等でしっかり保湿する必要があります。

そして、中から水分補給をすることも大切です。
水やスポーツドリンク等、こまめに摂るように心がけましょう。

日焼け後のきゅうりパックはお肌に良い?悪い?

きゅうりパック

お肌のクールダウンといえば「きゅうりパック」とイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実はきゅうりパックは、日焼けした肌のケアにはあまり良くないのでご注意を。

きゅうりには、「ソラレン」という成分が含まれていますが、ソラレンには光毒性があるので、日焼けした肌に使うと、ますます日焼けしやすい肌になってしまうのです。
しかも、シミの原因にもなってしまうという説もあります。

シミについては以下の記事もご参考ください。

ただ、きゅうりは、90%が水分なので、ほてりやむくみを鎮めてくれる鎮静効果があることから、肌の保湿効果が期待できます。

また、ビタミンCによって、コラーゲンを形成し、肌を引き締める効果もあるので、日焼けをしていないのであれば、スキンケアの一つの手段として使ってみる分には大丈夫です。

日焼けの皮剥けで大切な2つのことと注意点

日焼けの皮剥けケア

皮が剥けてしまった時の対処法は、とにかく「保湿」が大切ということ、そして、「水分補給」を忘れずに、ということを覚えておきましょう。

尚、顔の皮が剥けたからといって皮を無理やり剥がすことは、絶対しないでください。

日焼けして皮が剥けたということは、その下で新しい皮膚が再生しようとしているのですが、皮が剥けかけている場合、まだ皮膚が再生していない恐れがあり、その肌の皮を剥くと、肌にダメージを与えてしまいます。

ヒリヒリとした痛みを感じることになりますし、そこに菌が入って炎症を起こしてしまうこともあります。
また、剥けた肌に紫外線が当たると、シミの原因になります。

見た目もまだら模様みたいになってしまうこともあり、良いことは何もありません。

自然に皮が剥けるのを待つことが重要です。

皮が剥けかけていると、どうしてもすぐ剥がしたくなってしまうものですが、ここはあくまでも“がまん、がまん”。絶対剥いてはいけません。

皮が剥けた後の顔のスキンケアと化粧による対処法

日焼け後のスキンケア

まず、スキンケアの第一歩となる「洗顔」ですが、
[char no=1 char=”疑問”]顔の皮が剥けたとしても、顔を洗わないと不潔な感じがして、かえって肌に良くないのでは・・・?[/char] と思いますよね。

お肌の状態を清潔に保つためにも、日焼け後も洗顔は重要です。顔の汚れは落とす必要があります。
ただし、普段と同じやり方で洗顔をすることはNGです。

洗顔時は、敏感肌用の洗顔料をよく泡立てて洗い、すすぐときはぬるま湯で、やさしく泡を流すようにします。
洗い残しのないように注意をしてください。

もしも、洗顔時にしみるようであれば、洗顔料は使わずに、ぬるま湯だけで洗いましょう。
日焼けが落ち着いてきたら、徐々に普段の洗顔方法に戻していくと良いです。

低刺激

そして、洗顔の後は、何より「保湿」が大切です。

ローション等は、消炎作用のあるものを選びます。

おすすめは、アロエの入ったものです。
これは、消炎作用の他に、シミ・そばかす・メラニンの生成を抑える効果もあります。

オリーブオイルや、スクワラン馬油などの、オイルが入ったものもおすすめです。

保湿後、更に水分が逃げないように保護するには、ワセリンが最適です。低刺激なので、顏にも塗っても大丈夫です。
ただし、多量に厚く塗ると、逆に乾燥する恐れがあるので、少量を薄く塗るようにしてください。

尚、日焼けにより弱った肌は、化粧水をつけると、しみてヒリヒリすることも多いです。

敏感肌用のものや、肌への刺激が少ないものを選択する必要がありますが、お肌の状態によっては、それでもまだヒリヒリする場合もあるかもしれません。

その時は何も付けないほうが良いでしょう。
無理に乳液等塗ってしまうと、かえって日焼けが悪化することもあるからです。

まったく保湿しないと心配であれば、日焼けに有効な軟膏を塗ります。

日焼け後のスキンケアで注意すべきNG事項は?

スキンケア

スキンケアの際、化粧水だけを塗るのはNGです。水分が蒸発しやすく、逆に乾燥の原因になってしまいます。

化粧水を塗った後は、乳液やクリーム等で、きちんと保湿することが基本なので、注意してください。

この他にも、日焼け後の肌、皮のむけた肌のケアとしてNGなものがあります。

美白成分が入っているものはNGです。

「美白してくれるのであれば、肌に良さそうだし、早く回復しそうなのに?!」と思われそうですが、実は、日焼けした肌に、美白成分は刺激が強すぎるのです。

使うのであれば、日焼けが落ち着いてから使いましょう。

また、パックも避けたほうが無難です。
パックには美容成分がたくさん入っているため、日焼けした肌にはかえって負担になってしまいます。

日焼け後のお化粧は?

メイク

お化粧についてですが、皮が剥けている時は、ファンデーションは避けたほうが良いです。

とは言っても、職場に行くのにスッピンというのは、実際には難しいですよね。

そんな時は、肌を十分に保湿してから、ファンデーションを薄く塗るか、あるいはCCクリーム等の軽いものを使うようにします。

クレンジング無しでも落とすことができる範囲のメイクであれば、日焼けした肌への負担も少しは軽減できます。

ノンケミカルなUV対策については以下の記事をご一緒にどうぞ。

日焼け後の外出時の注意点

日傘と帽子

日焼けによって皮が剥けた肌は、乾燥しやすく、紫外線の影響を受けやすくなっています。

外出時には、帽子や日傘等で、日焼け対策を徹底しましょう。

また、皮が剥けたところに日焼け止めを塗る場合は、いっぺんにたくさん塗るのではなく、決められた量を(もしくはそれより少な目)薄~く2回に分けて塗ることをおすすめします。肌への負担も軽くなりますよ。

もしも皮剥け部分が化膿したら

日焼け後のケアについて書いてきましたが、もしも皮が剥けたところが化膿してきたら、すぐに皮膚科等、専門医で診てもらうようにしてください。

顔に跡が残ることだけはなんとしても避けたいですし、早く治すには専門医が第一です。

日焼けで顔の皮がめくれるのはなぜ?食べ物は何に注意?

日焼けで顔の皮

長時間、屋外で過ごして紫外線を浴び続けると、皮膚の細胞が乾燥して死んでしまいます。

死んでしまった皮膚の細胞を新しく作る時、皮がめくれてしまうのです。
この現象を、ターンオーバーといいます。

ターンオーバーは、普段も行われているのですが、日焼けをしていないときのターンオーバーは、肌にダメージを与えていないので、皮が剥けるというより、垢となって落ちてきます。

このような仕組みで日焼け後に、皮が剥けるわけです。

日焼け後の皮剥けには、先にご説明したようにケアをすることが大切ですし、また、下記のような、日焼け回復効果のある栄養素を意識的に摂るのも良いでしょう。

日焼け回復効果のある栄養素

  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンA
  • タンパク質
  • クエン酸
  • 亜鉛
  • リコピン

特にビタミン類は、抗酸化作用があり、メラニン色素の過剰生成を抑え、肌の新陳代謝を高めてくれます。

食品でいうならば、

ピーマン
いちご
焼きのり
アーモンド
レバー
トマト
梅干し
大豆食品
チーズ
など

逆に、日焼けによくない食べ物もあるので、併せてご紹介します。

ソラレン(紫外線を吸収する働きがある)
→きゅうり、パセリ、セロリ、オレンジ、グレープフルーツ、アセロラ等

甘い物や脂っぽいもの(酸化や老化の原因になり、コラーゲン生成を妨げる。)
→お菓子類、ケーキ、揚げ物、ラーメン等

アルコール(水分を奪う、ビタミンを壊す、炎症を促進)
→アルコール類全般

カフェイン(ビタミンCを壊す)
→コーヒー、紅茶、抹茶、コーラ、ココア

夏場はどうしてもビールや、アイスコーヒーがおいしい季節ですが、日焼けにはあまり良くないんですよね^^;。

さいごに

日差しが強い時は、普段以上にしっかりとUVケアをすることが重要です。

紫外線対策を怠らないことで、後の肌トラブルを気にすることなく、夏の楽しいイベントも、思いっきり楽しめるというもの。

万が一、日焼けで皮が剥けてしまったら「保湿」することをお忘れなく!

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