ある日、髪のお手入れをしていたら、枝毛発見!えぇええー!ちゃんとケアはしているつもりなのに、なんで~っ?!と悲しくなりますよね・・・。
しかも枝毛に気づく時にはたいていその1本だけじゃなく複数見つかることが多いもの。
ツヤツヤさらさらの美髪には大敵の枝毛。
・見つけた枝毛はどう対処したらいいのか?
・枝毛ができる原因はなにか?
・そして枝毛を作らないためにはどんな予防策があるのか?
など、今回は、これからの乾燥の季節に悩まないために、枝毛について解説していきます!
枝毛は切る、切らない?対処法はどうすればいいのか
髪の毛先が枝のように分かれてしまう状態を枝毛といいますが、自分の髪に枝毛ができてしまった場合、どう対処すればいいのでしょうか?
まず、絶対にやってはいけないのが、枝毛をちぎったり裂くことです。
どうせ裂けているんだしと暇つぶしでどこまで避けるか、ピーッと上まで裂いてしまったことがあるとしたら・・・今度からは絶対にそんな無謀なことはしないでくださいね><。
枝毛をちぎったり裂いてしまうと髪の毛の状態が悪化するだけです。
また、枝毛を抜くのもNGです。どうせ治らない枝毛なら抜いちゃえ、と安易に抜いてしまうと、毛根を痛めてしまうことにつながり、つまりは、抜け毛の原因になるからです。
とはいえ、そのまま為す術なしと枝毛を放置していると、どんどん裂けてしまい、ますますひどい状態になってしまいます。
枝毛が他人の目にも目立ってしまえば、ちゃんとヘアケアをしていないだらしない女子のレッテルを貼られてしまうかもしれません・・・。
それは絶対嫌ですよね!
では、枝毛ができてしまったときの一番良い対処方法は何でしょうか?
正解は、
枝毛の部分から5cm上を真っすぐ横にカットしてください。
枝毛のあるところだけではなく、その上の部分の髪も痛んでいる場合が多いので、枝毛部分だけをすれすれギリギリでカットするのではなく、それよりも上のところで切ることが大切です。
また、斜めに切ると、髪の断面が斜めになってしまうので、そこからまた枝毛が出来てしまいます。なので真っすぐに切りましょう。
尚、ハサミはヘアカット用のものを使ってくださいね^^。工作用のハサミ等は、髪を痛める原因になります。
もしも、あまりにも枝毛がひどい状態だったり、枝毛の数が多い場合は、美容院やヘアエステなどプロの方に相談することをおすすめします。
それから、枝毛といえばロングヘアというイメージが強いかもしれませんが、ショートカットだからといって油断は禁物ですよ!
ショートカットでも、ヘアケアがちゃんとできていなければ枝毛はできるものです。
全国のショートカットの皆さん!気を付けましょうね^^
枝毛の種類となぜできるのか?そのメカニズムと原因
1本の髪の毛は、3つの層からなっていて
・中間部をコルテックス
・中心部をメデュラ
といいます。
キューティクルは、髪の表面を覆っている部分で、髪の内部組織を守る働きがあります。
また、ケラチンタンパクという物質でできていて、毛根から毛先に向かってうろこ状に5~8枚重なった層をなしています。
このキューティクルがダメージを受けて剥がれてしまうと、髪の内部の物質等が流れ出して髪の繊維が裂け、「枝毛」になります。
他にも枝毛の原因としては、
・ブラッシング等で髪の毛が摩擦
・ドライヤーを近づけすぎている(水分が蒸発してしまう)
・カラーリングやパーマのやり過ぎ
・間違ったカットの仕方
・寝不足、運動不足、ストレス、喫煙等により血行が悪くなり、毛先まで栄養が届かない
・偏食
といった要因が上げられます。
パーマやカラーのやりすぎ、あるいは乾燥だけかと思えば、意外にも枝毛ができる原因にはいろいろある、ということがお分かりいただけたんじゃないでしょうか?
ところで、枝毛にはいくつかの種類があるってご存知ですか?
枝毛の種類とそれぞれの原因
・毛先がだんだん細くなる枝毛→キューティクルがダメージを受けているために起きる
・結び目になっている枝毛→髪が傷んでいるために起きる
・真ん中が裂けている枝毛→同上
筆者もよく、髪の毛に勝手に結びめができてしまうことがありました。当時は、髪の毛が絡んでできちゃったのかな?何かの拍子に縮んじゃったのかな?くらいに思っていたのですが、髪が傷んでいたというわけなんですね・・・。
単純に枝分かれした状態の髪の毛が「枝毛」と思いきや、枝毛にも種類があるとは!
とはいえ、原因がわかればケアもしやすくなりますよね!
そこで次の章では、枝毛のケア方法と作らないための予防策について詳しくお話したいと思います。
枝毛のケア方法 作らないための予防策
枝毛ができたときの対処方法やカットのときの注意点、枝毛ができちゃう原因はわかったけど、肝心のケアはどうすればいいのでしょうか?
これ、一番気になりますよね!
まず重要なのは、髪のキューティクルを保護することです。
キューティクルは、髪が傷むと剥がれてくるので、下記の項目にあることを心がけて、キューティクルを守りましょう。
キューティクルを保護する方法
日傘や帽子、UVスプレーで紫外線対策する
・カラーリングやパーマ
脱色するタイプのカラーリングはNG
カラーリングとパーマを同じ日に行うと、よりダメージが強くなる
カラーリングやパーマの回数を減らすのも一つの方法
・ドライヤーで乾かす
自然乾燥はNG
タオルドライ後、手短に行う
髪から20㎝以上離し、一か所に集中せずまんべんなく上から下へ風をあてる
・シャンプー
シャンプー前にブラッシングする
アミノ酸系や保湿力のある、髪にやさしいシャンプーを使う
良く泡立てて、指の腹で頭皮を優しくマッサージするイメージで洗い、髪同士をごしごしこすり洗いしない
シャンプーのすすぎのこそがないように注意
シャンプー後はトリートメント等でケアする
・ブラッシング
ブラッシングをすることで摩擦が起き、髪が傷ついてしまうので、毛先の絡まりをほぐしてから、全体的にやさしくブラッシングする
ナイロン製のブラシは静電気が起きやすく髪に負担がかかるので、動物の毛などのブラシがおすすめ
・規則正しい生活
2章でもお話しましたが、偏食や寝不足なども枝毛の原因なので、規則正しい生活をしましょう。
枝毛は油断するとすぐできてしまいます。しかし、きちんとヘアケアと予防策を実践していれば大丈夫!
面倒でもキレイなサラサラの美髪のために続けていきましょう^^。
まとめ
いかがでしたか?
枝毛にならないためにはまずはとにかく、「キューティクルの保護」これに尽きます。
出来てしまったら、カットすればいいのですが、何より大切なのは、日頃の予防とケアなので、是非今日から、枝毛の出来ない髪質をめざしていましょう!
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