冬といえば、小さな子供たちやスキーヤー、スノーボーダーさん達にとっては、恵みの雪の季節でとても楽しみなシーズンですよね!
ですが、北国や豪雪地帯にお住まいの方であれば、雪かきのシーズンでもあります。
毎年のこととはいえ、降雪量が多くなれば腰は痛くなるし、大変な重労働です。
一方で逆に降雪量が少ない地域にお住いであれば、
[char no=6 char=”あれ?”]めったに雪が降らないのに今年は珍しく積もった!いったい雪かきはどのタイミングで始めればいいんだ?![/char]
と悩んでしまうことでしょう。
そこで、今回は、雪かきのタイミングや雪かきの道具、除雪をお願いする場合のおおよその相場についてご紹介していきます!
尚、凍結した雪道が苦手な方は以下の関連記事もご一緒に参考にしてみてください。
雪かきはいつする?タイミングは?
皆さんは、雪が降り始めてからどのくらいで雪かきを始めますか?
雪かきを始めるタイミングでおすすめなのは、5~10センチくらい積もってからです。
どうせまだ降るんだからもっと後、もしくは降り止んでからでもいいのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、たくさん積もってからだと雪が重くなりますし、より大変になります。
また逆に5センチ以下で次の日が晴れの場合、太陽で全部自然に溶けることもあります。慣れない雪かきで腰だけ痛めることになってはがっかりしてしまうことになるかもしれません。
ですので、降雪による雪が5~10センチくらい溜まってきた頃に雪かきをして、また少し積もったらもう一度、というように数度に分けて雪かきをするのがベストのタイミングです。
雪かきの道具は何を使う?やり方と注意点
さて、では次に雪かきの道具についてご紹介ましょう。下に行くほど本格的な雪かきの道具となっていきます。
ほうき
降雪が少ない地域や、降り始めの雪かきにおすすめです。
雨混じりの湿った雪の場合には、ほうきでは雪かきはやりにくいので、別の道具を使いましょう。
雪はねスコップ
プラスチックやアルミ製のスコップです。
軽くて柔らかい雪、量が少ないときの雪かきに最適です。
プラスチック製のスコップは固い雪に無理に差し込もうとすると割れたり欠けてしまったりするので、注意しましょう。
ラッセル
車のトランクルームに常備できるコンパクトサイズのものも!
横幅の広いスコップのような形をしています。広範囲の雪を持ち上げることなく一度に移動させることができます。
剣先スコップ、角スコップ
冬場の雪かきにピッタリの軽量かつ頑丈なアルミスコップ。
小回りが利くので女性でも使いやすい
固くなってしまった雪を崩す時に使います。
スノーダンプ
新潟県で昔から使われている除雪用具。
鉄製なので頑丈です
大型の除雪道具です。一度に大量の雪を運べる除雪時の強い味方です。
除雪機
ヨーロッパなど海外に毎年15万台以上輸出されているHAIGE(ハイガー)社製の除雪機
手作業ではままならないほどの豪雪地帯では必須といっても過言ではありません。
これらが雪かきに使う主な道具となります。
続いて雪かきの道具を使う時の注意点をみていきましょう。知らずにいると腰を痛めてしまうかもしれないので気をつけましょう。
雪かきの道具を使う時に腰痛にならないために気を付けるべきこと
どの道具を使うときにも、いくつか注意点があります。
まず、腕の力だけに頼って雪かきしないことです。腕を痛めてしまったり、後で筋肉痛になったりします。
また、雪を持ち上げるときには、膝を曲げて、体全体を使って持ち上げるようにします。前かがみの姿勢は腰を痛める原因になるので避けてください。
そして、持ち上げた雪を捨てるときは、体をひねりすぎないことも重要です。これも、腰を痛めることにつながります。
毎年、雪かきで身体、特に腰を痛める方が多いですので十分に気を付けてくださいね。
雪下ろしを依頼するにはどこで?相場料金はどれくらい?
豪雪地帯の場合は、雪の量の桁が違います。
けがや体調不良、さまざまな理由で自分で除雪できない時もあるでしょう。
そんな時は除雪業者に依頼する必要がでてくることも・・・。
雪下ろしを依頼したい場合には、ネットや電話帳でお住いの地域の除雪業者を探せば、いくつか候補が出てくるはずなので、まずは料金の見積もりをお願いしてみましょう。
お住いの地域や作業内容、作業時間などで料金は変動しますので一概にこれくらいの料金です、とは言えないのですが・・・
例えば、北海道札幌市の場合ですと、屋根の雪下ろし込みの作業を依頼した場合、作業員一人一時間につき3000円~5000円ほどです。
除雪のみの作業であれば、作業員一人一時間1500円~4000円程度です。
ただし、屋根の雪下ろしは危険な作業のため、二人以上で作業することが多いので料金は人数分だけ増える計算になります。
降雪の少ない地域では、雪下ろし込みで作業員一人一時間につき2000円くらいで若干安価です。
また、一人暮らしのお年寄りのために雪かきボランティアを実施している自治体もあるので、お住いの地域を調べて上手に活用するとよいでしょう。
さいごに
雪かきの道具や雪かきの仕方などをご紹介しました。
北国住まいの経験のある筆者は、毎年雪が降って喜ぶ子供の横でこっそりため息をついていたものです・・・。
朝起きて、車が巨大な白い塊になっているのを見てしまった時はもうどうしようか・・・、と途方にくれたこともあります。でも、車は何とか救出しないと出勤できない・・・渋々、スコップを握りしめ、雪と格闘!
そんな厄介な重労働である雪かきですが、見方を変えれば冬場のいい運動になります。
どうせやらなければいけないことであればポジティブにとらえて楽しくやりたいものですよね♪
けがや安全に注意して、雪と付き合っていけるよう、今回ご紹介した道具や方法を参考にしていただければ、幸いです^^。
コメント