冬の暖房代が高い!暖房の適温は何度?温度で節電はできる?暖房コストを抑えながら暖かく暮らすコツ

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寒い冬ともなれば、暖かくするために暖房は欠かせないですよね。凍るように寒~い外から、ぽかぽかと暖かい自宅に入った瞬間、思わずほっこり、幸せを感じるものです(*´ェ`*)。
でも、翌月以降の電気代の請求・明細書を見てビックリ驚愕、なんて経験はありませんか?

節約のために暖房を使わず寒さに耐えながら風邪を引いてしまっては元も子もありません。
とはいえ高い電気代はなんとかしたいところ。何か良い節電方法は、ないのでしょうか?

今回は、冬の暖房代が高いとお嘆きの方のために、暖房の適温暖房の電気代を上手に節約しながら暖かく冬を過ごす方法、についてお伝えしていきます。

目次

冬の暖房代が高い!一時間の電気代はどれくらい?

寒い冬。どうしても暖房は欠かせませんよね?
でも、気になるのが電気代・・・。
リアルタイムでなかなか把握できるものではないので、あとから請求書を見て「えー!なんでこんなに高いの!?」とショックを受けることも!

そこで、まずは、電気代を知る目安として、暖房を使った場合の一時間の電気代はどれくらいになるものなのか、またよそのお家の月の電気代はどれくらいなのか平均額を見てみましょう。

電気代の計算方法は、

【消費電力(kW)×使用時間(時間)×電力料金単価(27円)】

この計算式で算出することができます。

消費電力とは、その家電を使う際に、消費する電力量を表したものです。
どこで確認ができるかというと、それぞれ使用している家電のカタログや、ホームページを見れば書いてあります。

尚、電力料金単価は、契約している所によって変わってくるので、明細書等で確認してみてくださいね。

では、エアコンの電気代で実際に計算してみましょう。

まず、消費電力をカタログ等で確認します。
例えば425W(110~780)と書いてあったとします。
この場合、定格消費電力は425Wということになります。
ちなみに()の数字は、110は最小出力で運転した場合の消費電力、780は最大出力で運転した場合の消費電力です。

それから、電気代の計算の際、425WはkWになおして、0.425(425÷1000)で計算する必要があります。

では、このエアコンの、1時間の電気代を、実際に計算してみましょう。

0.425×1×27=11.475 

つまり、約11円ということになります。

先ほどエアコンの消費電力に記載されている()内の数字についても説明しましたが、110~780Wの電気代を計算すると、約3~21.1円範囲で電気代が変わってきます。
エアコンを最小出力で使う場合と、最大出力で使う場合とでは、結構差があるとうことがお分かりいただけるかと思います。

ちなみに、気になる各家庭の電気代の月平均額ですが、
総務省統計局によると、2人以上世帯の1か月の平均的な電気代は、9000円前後となっています。
2016年4月から、「電力自由化」となったため、今後の平均額は少し数字が違ってくるかと思われますが、目安として一般家庭の電気代の月平均を考えるのであれば「月9000円前後」と考えると分かりやすいでしょう。

ちなみに、2015年の各月の平均的な電気使用量は、約430~450kWhでした。
また、電気使用量が多い月は、1~3月で、やはり寒い冬は、暖房が欠かせないので、どうしても高くなってしまうんですね。

ただ、一方で「電力自由化」により、自由に電力会社を選べるようになったということは、電気代を浮かせるチャンス!でもあります。
家族構成によって、自分の家庭に合う電力会社を、自由に選ぶことができるからです。
各家庭によって、電気の使われ方は違いますよね?例えば、昼間は学校や仕事で誰もいない家庭や、1日中誰かしら在宅している家庭etc。家族形態や生活パターンによって、お得になる電力会社を選ぶことで、電気代の金額も違ってくるはずです。
月々の差がそんなに大きくないと考えても、ちりも積もれば山となる、年単位、数年単位で見ていくと大きな節約につながる可能性があります。上手に見極めたいところです。

実際、筆者も電気の会社を変えてみたところ、月々結構な額で大幅に電気代が安くなりました@@!
こういった積み重ねは、1ヶ月単位だけでみるのではなく、年単位で計算してみると、大きな金額に感じられます。

各家庭に合った電力会社を上手に選ぶことで電気代節約につながる、ということは是非知っておきたい事実です。

一度、電力会社の見直しをしてみると良いですよ^^!

↓↓電気代の見直しに便利♪↓↓

暖房の適温は何度?温度で節電できる?

みなさんは、冬のエアコンの温度って何度に設定していますか?
だいたい20℃前後(18~23℃?!)というお家が多いようですが、いかがでしょう?

ちなみに環境省が推奨する、冬の暖房時の室温は「20℃」です。

とはいえ、地域や自宅にいる家族の年代によって、適温は変わってくるので、何が何でも20℃にしなきゃいけない!ということはありません
あくまでも“20℃”は目安ということなので、ご安心を^^

私事ですが、筆者の家族は寒がりなので、暖房の温度設定は22℃にしているのですが、それでも寒く感じることがあります^^;。
実は、本当は22℃以上にしたいところなのですが、外の気温との寒暖差が大きいと、外出するのが辛くなってしまいます。
それに、体にも良くありませんよね!なので、仕方なく22℃に設定しています(笑)

ちなみに、湿度を上げれば体感温度は上がるので、その分暖房の温度は低くても暖かさを感じることができます。
なので湿度は40~60%に保っておくと良いでしょう。

また、「エアコンの設定温度を1℃下げると、電気代は10%削減できる」と、言われています。
つまり、暖房の設定温度と、外の温度の差が、大きければ大きいほど、電力の消費は大きくなるので、暖房の温度を高くして、外の温度差を広げてしまうと、その分電気代がかさむというわけです。

具体的に、電気代がいくら変わってくるのかというと、

例えば、外の気温が6℃で、2.2kWの暖房を、1日9時間使用したとします。
この時、暖房の温度を21℃から20℃に下げると、電気代は、年間約1170円安くなるそうです。1000円ちょっとでも、安いと嬉しいですよね!

さきほど、筆者の自宅では「22℃」を基準に設定してるとお話しましたが、この話を聞いちゃうと、やっぱり20度に下げたほうが良いかな?なんて、真剣に思ってしまうのでした・・・・(笑)

また、フィルターの掃除も、見逃せません。フィルター掃除をこまめにすると節電に繋がります。
綺麗なフィルターで暖房をつけた場合、汚れているフィルターの時より、6%の消費電力の削減になると言われています。

筆者の自宅のエアコンは、「内部クリーン」機能が付いていて、半年に一度、水を抜いたリするだけで大丈!ということなのですが、フィルターは結構埃が溜まるんですよね。やはりお手入れはきちんとしておきたいものです。

暖房コストを抑えながら暖かく暮らすコツ

同じように暖房を使っているのに、家庭によって電気代に差が出てしまう・・・。これっていったいなぜなのでしょう?!
気になりますよね!

やっぱり、少し寒くても暖房は我慢するべき?
と、思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません!

暖房を上手に活用すれば、電気代を抑えながら、暖かく過ごすことは可能です。暖房コストを抑えながらも、暖かい冬を過ごすコツをまとめてみました。

暖房は、必要な時にだけつける

タイマーを活用したり、寒いときにはON、その後暖まってきたらOFFにするなど、上手に切り替えましょう。
使っていないときは、プラグも抜いておくといいですね。
ただ、省エネタイプのエアコンの場合は、こまめにスイッチを切り替えるより、ずっと「自動モード」や「省エネモード」にしておいたほうが電気代はかかりません。

運転モードを自動にする

強弱で調節するより、自動モードで一気に室温を上げるほうが、実は電気代がかかりません。
なぜかと言うと、エアコンは、設定した温度になるまでは、結構電力は消費しますが、設定温度に達した後は、ほとんど消費しません。

なので、自動モードで一気に設定温度にすれば、電気代が安くなるというわけです。
しかも自動モードは、設定温度になった後は、微風に変わるので、電気代節約にはもってこいの機能なのです。

エアコンの向きは下向きにする

これは、暖かい空気は上のほうに溜まるからです。
ただ、人を感知する機能が付いているエアコンは、自動モードにしたほうが節約になります。

太陽の光を活用する

陽が当たるリビングは、暖房いらず!陽が陰るまで、暖房なしで過ごせるほど暖かいですよね。

湿度を調節する

2章でも少しお話しましたが、湿度によっても、体感温度は変わります。
湿度40~60℃を保つと、暖房の温度を高くしなくても、暖かく感じることができます。
元々湿度設定が付いているエアコンなら、それを大いに活用しましょう。
ない場合は、加湿器や空気清浄機で調節してください。

他の暖房器具と併用する

エアコンの温度や出力を下げて、あとはこたつやホットカーペットを併用すれば、コスト削減につながります。
また、サーキュレーター等を上向きにして使うと、天井に溜まった暖かい空気が下のほうへ行くので、室温を下げても暖かさを感じることができます。

窓を断熱する

窓に断熱シートやフィルムを貼ると外気を通さず、暖かさがアップします。
シートの他、断熱カーテンでもOKですよ^^。

いかがでしたでしょうか?これできっと、暖かさも確保しつつ、暖房のコストは抑えられるはず!
上手に節約して、寒い冬を暖かく健康に乗り切りましょう。

さいごに

電気代は、工夫次第で削減できるものです。「電力自由化」で、いろいろな電力会社を自由に選ぶことができるようになったこともありますし、暖房コストを抑えながらも暖かく過ごせるコツを活用すれば、寒さに震えながら節電をする必要もありません^^。

今年の冬は、電気代を上手にコストカットしながら暖かく過ごしてくださいね!

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