冬になると、降雪量の多い地域であれば、雪が降る度に除雪や雪下ろしに追われることになりますが、今年は除雪がてら“かまくら”を作ってみるのはどうでしょう?秋田県や新潟県では冬になると、かまくらを作り、その中にこたつとみかんを置いてくつろぐ・・・ちょっとロマンチックで心惹かれますよね^^。
今回はかまくらの作り方や道具などをご紹介していきます。是非、雪が降ったら挑戦してみてください。子どもと一緒に作れば喜ぶ我が子の笑顔と、一緒に作ったという一生忘れられない思い出になりますよ!
・雪かきはいつどんな道具を使ってするの?除雪を依頼する場合の相場はいくら?
・雪道で滑らない歩き方は?転ばないためのコツと靴選びの方法
かまくらの作り方 簡単な方法はある?材料と道具は?
では、早速かまくらの作り方をご紹介していきますね!
まず、必要な道具を揃えるところから始めましょう。
かまくら作りの道具リスト
柔らかくて、キレイな新雪がおすすめです。かなりの量がないと小さいかまくらしかできません。
・スコップ、ショベル
雪を集めたり、中をくり抜くのに使います。固くした雪を掘るので金属製のものがおすすめです。
・水
雪を固めるために使います。バケツでもホースでも大丈夫です。
・30センチ程度の棒または枝を10?15本
内側をくり抜くときの厚さの目安にします。
道具の準備が整えば、いよいよ、かまくら作りスタートです!
かまくら作りの手順
2 充分な高さ(大人の身長以上)の雪山ができたら、用意しておいた棒、枝を全体に差し込みます。まっすぐ差し込んでおかないと、後で中をくり抜くときに厚さが均等でなくなり、やっぱり崩落しますので気をつけてください。
3 雪山全体に水をかけ表面を固めます。スコップやショベルで叩いてしっかりと固めましょう。この状態で一晩置くと更に硬くなり丈夫なかまくらができます。
4 しっかりと固まったら、入り口を作ります。入り口はなるべく小さく作るのがコツです。大きすぎると、崩落したり風が吹き込んできて寒いです。
5 中をくり抜きます。差し込んでおいた棒、枝が見えたらストップして違う方向を掘りましょう。全体的にくりぬいたら、完成です!
かまくらを作る時間はどれくらいかかるの?
かまくらを作るための道具と作り方の流れはお分かりいただけたと思いますが、では何人で作業してどれくらいの時間がかかるんだろう?とかまくら作りビギナーであれば疑問に思いますよね。
時間を度外視すれば1人でも作ることも可能です。1人で作る場合、スムーズにできたとして、雪山を作るまでに大体1時間、中をくり抜くのに1?2時間程度かかるでしょう。
1人は大変だ!とはいえ、大人数で作ったとしても、中をくり抜く作業は1人なのであまりにもたくさんの人数が集まると、残った人はその間、手持ち無沙汰になってしまいます。なので、かまくら作りは1?3人で作るのが効率的です。
2?3人で作業する場合、一人が中をくりぬき残りの人は外に掻き出された雪を片付ける、という感じで作業分担できるのも利点です。
1?2人用のかまくらなら1?2人、3人以上が入れるかまくらなら2?3人で作業するのが理想的ですよ^^。
かまくらの雪は溶けない?ライトアップと楽しみ方!
かまくらの中で鍋をしたり、七輪でお餅を焼いたり、といった写真を見たこと、ありますよね。
それを見て、「かまくらは雪でできてるのに溶けないの?」「あったかくしたらかまくらが崩れてくるんじゃない?」と疑問に思ったこと、ありませんか?えむちゃんママも小さい頃は「かまくらの謎だ!」と、ずっと疑問に思っていました(笑)。
その実なるところは・・・、かまくらも溶けているんです。外気温の低さで目に見えて溶けることは無いので、はためにはすぐには分からないだけなんですね。
外の気温もとても低く寒いので、かまくらが溶けるペースも非常にゆっくりゆっくり。なので、1?2時間程度なら中で火を使っても大丈夫なんですね^^。
小さな入口ひとつでも換気口としての役割は充分に果たせますが、念のため、七輪などを使用するときには天井に傘などで小さな穴を開けておくようにしましょう。
また、周囲や中に小さなミニかまくらを作り、キャンドルを置くと可愛らしい照明になりますよ。
今の季節にぴったりの旅行が見つかる♪
まとめ
かまくらの作りができるのは、ある程度の雪量と気温の低さが必要なので、冬にしか楽しめない遊びです。お子さんがいらっしゃるのであれば是非是非一緒に作って、中で遊んでみてください!お友達数人で大きなかまくらを作って、中で鍋パーティーというのも良いですし、カップルで記念にというのも非日常が楽しめて素敵です♪今年の冬はかまくらを作りで楽しいひとときをお過ごしください^^。
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