顔がテカっていると、メイクはのらないし、何よりべたべたして自分でも肌触りが気持ち悪いですよね?
それに見た目が脂ぎっていると思われるなんて、女子としては絶対に避けたいもの!
ところで、顔がテカるのはどうしてなのでしょうか?
やはり、これは肌質が悪いためなのでしょうか?それとも生活習慣が原因なのでしょうか?
今回の記事では「顔のテカリ」をテーマに、テカる原因は何なのか、また顔のテカリを予防するための洗顔方法と顔のテカリを抑えるためのメイク方法をお伝えしていきます。
顔のテカリを抑えるために知っておきたいテカる原因!
そもそも、顔のテカリはどうして起きるのでしょうか?
一言で言うと、その答えは、「毛穴の中にある皮脂腺から皮脂が過剰に分泌される」です。
特に、おでこや鼻のTゾーンには、皮脂腺が集中しているため、テカりやすいパーツとなっています。
顔のテカリの原因は、以下の通りです。
保湿が不足している
「顔がテカる=脂性肌だ!」そう思い込んで、顔を洗いすぎたり、洗顔後に化粧水や乳液をつけていない!な~んてこと、ありませんか?
実は、それってNGなのです。
保湿をしないと肌はどんどん乾燥していき、肌が乾燥すれば、外部からの刺激を受けやすくなります。
そして、そんな状態の中、肌を守るために、どんどん皮脂が分泌されてゆき、それが顔のテカりにつながっていくのです。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まると、体がそれを退治しようして、交感神経が刺激されます。
この状態が長く続くと、交感神経は常に刺激されて、男性ホルモンが活発に活動してしまいます。
男性ホルモンは、皮脂を分泌刺せる働きがあるので、顔のテカリの原因となるのです。
食生活の乱れや偏り
顔のテカリに良くない食べ物は、「脂っこいもの、甘いもの、塩分の多いもの、刺激物、アルコール」です。
これらの食べ物ばかりを食べていませんか?
逆に、「ビタミンC・ビタミンB2・ビタミンB6・コラーゲン・食物繊維」は、テカリを抑える働きがあるとされています。
食材でいうと、例えば「緑黄野菜、果物、いも類、鰻、レバー、納豆、豆腐、マグロ等」。
バランス良く栄養を考えて食べるということは顔のテカリを抑えるためにもとても大切なことです。
睡眠不足が引き起こすホルモンバランスの乱れ
睡眠中に分泌されるメラトニン。
寝不足になると、このメラトニンが少なくなってしまいます。
メラトニンが減ると、皮脂分泌に影響を与える黄体ホルモンが増えて、皮脂の過剰分泌を招き、結果顔のテカリが起きるのです。
簡単に言えば、ホルモンバランスの乱れが原因ということです。
遺伝
遺伝により、生まれつき皮脂腺が発達している人もいます。
ただ、「遺伝となってしまうと、自分ではコントロールできないじゃないか!」と、あきらめる必要はありません!
後の章でお話しますが、スキンケアでテカリのかなりの部分を抑えることは可能です。なので安心してくださいね^^。
顔のテカリを予防するための洗顔のコツは?
1章でも少し触れましたが、顏がテカるからといって、頻繁に顔を洗うのはNGです。
イメージとしては誰もが顔がテカると「脂が多すぎ!洗ってすっきりしたい!!」と思うものです。こう思ってしまう心理というものは、自然な流れとも言えるでしょう^^;
でも、これは逆効果であることを忘れないようにしましょう。
洗顔後は肌が乾燥していますよね?
肌が乾燥すれば外部刺激を多く受け、その状態から肌を守ろうと、皮脂はどんどん分泌され、それが顔のテカリの原因になる・・・。
それに気づかず繰り返せば繰り返すほど悪循環がぐるぐると回っていくことになります。
たとえ顔のテカリがきになったとしても「洗顔のしすぎはNG」です。
また、洗顔のしすぎは、洗うときの指の摩擦により、角質が剥がれてしまい、バリア機能が弱くなります。これにより保湿力までもが低下してしまいます。
・・・となると、どうなるのか?
肌は、その状態を補うために、さらに皮脂がどんどん分泌されるのです。
まさに悪循環のスパイラルです。
では、どのように洗顔すれば良いのでしょうか?
「ストレスや遺伝、ホルモンバランスの崩れ」が原因の顔のテカリの場合の洗顔方法
洗顔は1日1回、多くても2回までにして、脂をとってしまうような洗顔料は使わず、熱いお湯では洗わないようにしましょう。
また洗うときは、ごしごし擦るのではなく、ふわふわと、泡で洗うようにしてください。
「脂性肌」が原因の顔のテカリの場合の洗顔方法
本当は、洗顔料は使わず、水だけで洗うほうが良いのですが、脂性肌で水だけではどうしても脂っぽさがとれない、という方もいらっしゃいます。
その場合は、基本1日1回、多くても2回まで、洗顔料をよ~~く泡立てて洗いましょう。
洗顔料は、天然の界面活性剤で作られていて、石油系の成分がほとんど含まれていない「せっけんタイプ」がおすすめです。低刺激で、無添加のものが適しています。
また、肌質に合った洗顔料を選ぶことも大切です。脂性肌の人は、弱アルカリ性のものを使うと良いでしょう。
正しい洗顔方法は、過去の記事「角栓」について書いた記事の1章目にありますので、ぜひ参考にしてください。
そして、洗顔が終わったら必ず「保湿する」ことを忘れないでください。
これはとても大切なことです。絶対に守ってください。
おすすめの化粧品と使い方は
(ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、アミノ酸等が配合されたもの)
2)1の後すぐに、油分を含んだ乳液やクリーム、美容液等をつける。
油分というと、脂性肌には良くないイメージですが、保湿には油分が必須なので、油分を含んだものを使ってくださいね。
顔のテカリを抑えるためのメイク方法
顔がテカっていると、正直メイクもなかなかうまくキマリませんよね?
でもだからといって、すっぴんで外出は厳しいですよね。
そんな時には、顔のテカリを抑えるメイク方法を試してみて下さい。方法は以下の通りです。
テカリ防止用の下地を使う
油分が少ないものを選びます。毛穴を塞ぐ成分が入っているものはNGなので注意して!
パウダーファンデーションを使う
顔のテカリを押さえたい時には、パウダーファンデーションは、さらさらタイプのものが適しています。
リキッドファンデーションは油分を多く含んでいて、皮脂が過剰分泌するのでNGです。
仕上げにベビーパウダーを薄くパフする
ベビーパウダーには、肌の水分バランスをキープする働きと、消炎作用があるので、顔のテカリが抑えられる効果が期待できます。
ファンデーションは使わず、下地の次にすぐベビーパウダーを塗ってもOKです。
尚、「テカリを隠したい!」と、厚塗りすることは絶対にNGです。メイクの厚塗りをすると皮脂の過剰分泌につながります。必ずナチュラルメイクにしてくださいね^^。
以上のことをやっていれば、顔のテカリは抑えられるでしょう。
とはいえ、日々のケアを継続して肌の調子が整うまでは、ある程度メイクをしてから時間が経ってくると、どうしても脂っぽくなってしまうということもあるでしょう。
そんな時は、気になる部分を、ティッシュで押さえるようにして皮脂を軽く吸い取りましょう。
「えっ、ティッシュ?!あぶらとり紙じゃないの?!」って思った人もいらっしゃるのでは?
確かにあぶらとり紙は、正しく使えば「皮脂の酸化」を防ぐことができ、テカっている箇所もきれいになります。実際に取れた皮脂を見て「こんなに脂が取れた!」と多くの女性がメイク直しをしながら安心感や達成感を感じているかもしれません。
でも、あぶらとり紙を使い過ぎると、肌に必要な水分まで奪ってしまいます。
つまり、洗顔の時と同様
ちなみに化粧直しをするときは、メイクの上からでも使えるミスト等で保湿をした後、ティッシュで押さえてから、パウダーを塗ると良いですよ^^。
さいごに
顔のテカリは、見た目も美しくないですよね><。
今日から正しい予防とスキンケアを実践して、顔のテカリの一時しのぎではなく、常に美しくさらさらな素敵なお肌をめざしていきましょう!
コメント