ハロウィンのイベントが日本でも全国各地で定着しつつありますが、本場アメリカではどんな風に過ごしているのか、気になりませんか?
そこで今日は
・アメリカでハロウィンパーティはどんな風に楽しんでいるのか?
・アメリカでハロウィンパーティに招待されたら当日はどうすればいいのか?マナーはあるのか?
・ハロウィンで使う英会話の例として子ども編&大人編
をお伝えしていきます!
アメリカでハロウィンパーティ、いつどう過ごしているの?
ハロウィーンといえばこどもの行事と思う人も多いかもしれませんが、実はアメリカでは大人も子供も楽しみにしている年間行事の一つです。未就学の子供を持つお母さんたちは仲良しグループで集まり、ハロウィーンパーティーを企画します。パーティーは主賓の家で行われます。
もちろん招待された子供は仮装して行きますし、親御さんも一緒に仮装します。カボチャのお化けや、墓石、骸骨などちょっとおどろおどろしい物が家の中に飾ってあったりします。
この時期、アメリカではどこの家庭でも家の中を怖く飾ります。ハロウィーンシーズンが近づくと、おもちゃの骸骨や、おもちゃの墓石はお店で売られています。家の中は黒とオレンジの2色をたっぶり使っていますね。なんといってもこの2色はハロウィーンカラーなので^^。
招待客が全員集合すると、主賓が怖い本を皆の前で読んだり、Bobing for apples という遊びをします。この遊びはまず桶の中に水を入れその中にリンゴをいくつか浮かべます。そのリンゴを手を使わずに口で採る遊びです。リンゴが水の中でクルクル泳ぐので意外と口で撮るのは意外と難しいのです。
水の中で行うパン食い競争とでも言うと想像がつきやすいかもしれませんね^^;。
ハロウィンパーティでとにかく一番大切なことは子供たちを怖がらせることです。部屋を暗くして果物などの食品で作った内臓を触らせたりします。また、例えばブドウの皮をむいて、人間の目玉みたいでしょう?、とか、これはゼリーを用意して妖怪の内臓よとか、スパゲッティーをぶよぶよに茹でて、脳みそだよと言いながら触らせたります。
日本人の感覚からするとちょっとビックリですよね(*_*)
この時、BGMはマイケルジャクソンのスリラーを流すのが定番です。小さい子供たちがキャーキャー言っているのが目に浮かぶようでしょう?
また、ハロウィンパーティは子供たちが大好きな学校の行事の一つでもあります。
ハロウィーンコスチュームを着て登校することが許される唯一の日で、それぞれにコスチュームを着て登校することができるんです。とってもアメリカらしいですよね^^。 小学生のほとんどがコスチュームを着て学校に行きますが、中学、高校になるとさすがに恥ずかしと思うのか仮装して学校通学する学生はそう多くはありません。
もちろん着ていく子供もいますよ。先生や学校で働いている事務局員の方々もコスチュームを着て、その日は働きます。海賊の格好をした先生から授業を受けてゾンビの格好をした清掃員がいて、中世のお姫様の格好をした校長先生が校内にいるなんて、おとぎの国に来たように気になりますよね!
午前中は学校の校庭でコスチュームのお披露目行進が行われます。去年のお披露目行進で多かったのが、” 雪の女王” のアナとエルサ!女の子はやっぱり”アナ雪”好きですよね。男の子はお巡りさん、消防隊員、ディズニーキャラ、ハリーポッターなどが目立ちます。
高学年になるとやっと吸血鬼やミイラ、魔女の変装が多くなります。
その時間は父兄が学校に来て写真を撮っていいので、お父さん、お母さんたちは自分の子供の晴れ姿を写真に収めようと目を皿のようにして自分の子供を探し、前を競って写真を撮ります。国は違えどどこにいっても自分の子供が一番かわいいと思う親の気持ちがひしひしと感じる瞬間です。写真を撮りに来ている父兄の中にも仮装してくる人もいるんですよ^^。
午後からは最後1時間の授業がお楽しみ会に変わり、各クラスの中でクラスメートがで持ち寄ったハロウィーンのキャンディーやチョコレートを食べます。日本でキャンディーというと飴を指すことが多いですが、英語でキャンディーというと飴、チョコレート、グミをを総称する呼称です。
ハロウィーン限定版のお菓子が出回るのもこの時期です。。血走った目玉の形の飴、引きちぎられた血だらけの耳が印刷されたアルミ箔にまかれた耳型チョコレート、赤いマニキュア指が塗られた血だらけの指の形のグミ。食欲をそそる絵柄ではありませんが、これもこの時期ならのものです。
アメリカでは、キャンディーコーンというハロウィーンの時期だけ売られるキャンディーがあります。1センチくらいの長さでコーンという名がついてますが、2等辺3角形の形で色はオレンジ、黄色と白のシマシマ模様をしています。味はといえば、究極の甘さを極めた味というしかありません^^;。
キャンディーがまずいって日本では考えれらませんよね!
中学生、高校生になると学校主催のでハロウィーンダンスがあります。入場料は3ドルほどで、女の子はやはり綺麗な仮装が多く、男の子は狼男や、海賊が多いですね。体育館が簡易ディスコに早変わり。食べ物があるととても汚されるので、食べ物は原則的に置いてなく、あっても水やレモネードのみがダンスのために用意されます。ガンガンなる音楽の中で友達と踊ってしゃべって9時ころにはお開きになります。高校生になると車で友達同士お化け屋敷に行くことも。お化け屋敷といえば日本では真夏ですが、アメリカではお化け屋敷と言えばこのハロウィーンの時期なのです。
大人もこの日は仮装して町の中心街に出ていく人もいます。夜通し遊ぶ予定の女性であれば、セクシーなバニーの格好をしたり、クレオパトラの変装をした人が歩いていますし、男の人ならば、かっこいい格好より、面白いユニークな変装が多いです。ここ何年か仮装衣装に空気をいれて、体を膨らますコスチュームも出回っています(お相撲さんコスチューム)。
ちなみにパンプキンがよく使われるモチーフですが、両手で抱えきれないほどの大きさのオレンジカボチャ山積みにされ、売られるのもこの時期。スーパーの店先や空き地に天幕が設置され ”パンプキンセール”と大々的に宣伝されます。この時期のパンプキンは部屋の飾りのためのに買われることが多いです。
かぼちゃをくりぬいてかぼちゃお化けや、そのままのカボチャに絵の具でジャックオーランタンの顔を書いたりして玄関先に飾っておきます。くりぬいたカボチャの種をきれいに洗い、オーブンに入れてローストした、パンプキンシードを作る人もいますがひと手間かかるのでうちではゴミ箱行きに。。。。カボチャを使ったパイやクッキー、スープなどは11月にある感謝祭で食されるのが主です。
お菓子を配る家庭は個別包装されたお菓子を配ります。昔は手作りのクッキーやキャラメルポップコーンを配ったりもしていたのですが、近年手作りお菓子に毒物をしこんだりする悪質な事件がアメリカ国内で起こり問題になったため、子供にお店で売られているお菓子のみ貰うよう指示する親御さんが増えています。30個ほど小さい個包装されたお菓子を大きなボールの中にザッと開けて、子供たちが来るのを待ちます。
その際玄関先に電気を灯すのを忘れずに。玄関先の電気がついてたり、玄関のすぐ外にかぼちゃで作ったろうそくの火が付いたランタンを置いておくとここの家ではお菓子配りますというサインです。
人の気配がしていても、電気が消えている家はハロウィーンをお祝いしない家でお菓子を配りませんという意味なので、決して呼び鈴を鳴らさないでくださいね。
ハロウィンパーティに招待されたら当日のマナーは?
パーティーに招待された場合、前もって、持ち寄りパーティーかどうかの確認をしましょう。
持ち寄りの場合、主賓が主菜を用意するのが定番ですので、副菜かデザートを一品、二品用意してくるよう頼まれるでしょう。
その際ふつうの副菜を持っていくのもオーケーですが、せっかくのハロウィンパーティーなので、ハロウィーンのテーマで作ると喜ばれます。
もしそれが難しい場合は、かぼちゃやお化け、黒猫の書いてある器に盛ってみたり、小さいお子様ランチについてくるような旗を手作りして、前記の絵を描いてみるといいですよ^^。
ハロウィーンテーマのデザートなら、かぼちゃや猫のの形のクッキーや、オレンジの中身をくり抜いてかぼちゃお化けに見立てその中にゼリーや、野菜スティックを飾ってみると可愛いです。
到着したら主賓に ”Happy Halloween! Thank you for inviting me“ (ハッピーハロウィン、招待してくれてありがとう)と、伝えます。持ってきた持ち寄りの食事をホストに渡し、鞄や上着を脱いでどこに置いておいてもよいか尋ねましょう。
先に到着している人がいればその人達に紹介されるでしょうし、お食事が始まるまでは飲み物をいただいて、話に花を咲かせます。この時は皆さん仮装をしているので、それを話題にして会話を進めましょう。食事の前と後に主賓にできることは手伝いますよと声掛けすると喜ばれます。
ハロウィン英語!パーティで使える挨拶と会話の表現例
ハロウィーンと言えば ”Trick ―or treat” ですよね。!
でも、それ以外どんな英会話がハロウィンの時にやりとりされているのか、なかなか頭に浮かばない!という方のためにいくつかハロウィーン用語の例文をご紹介しますね^^。
子どものハロウィン英会話例文
(トリックオアトリート)
大人:”What are you? Are you a fairly? You look so cute! Here you go!“
(何の仮装?妖精かしら?すごくかわいいわ!お菓子をどうぞ!))
子供:”Thank you!“
(ありがとう)
子供:”I will get it” (はーい)
お菓子を貰いに来た子供:”Trick-or treat!”
(トリックオアトリート)
子供: ”Here is the candy. let me me give it out.”
(キャンディーだよ、どうぞ))
(ドアを閉めてから) ”I like giving candy; I am good at it.”
(キャンディーあげるの好き。 上手にできるよ)
”Trick-or-treat” が終わって家に帰った子供たちは収穫したキャンディーやチョコレートを山のようにして、自分が好きなキャンディーと嫌いなキャンディーをより分けたりします。親は子どもがもらったお菓子に不具合がないかチェックします。
子供たちは ”I got so many candies“(たくさんキャンディーもらった とか、” I got a big chocolate bar“(大きいサイズのチョコレートをもらった) などと言います。
アメリカでもお母さんやお父さんに”Trick― or treat”の後はちゃんと”Thank you”と言いなさいと諭されている子供を見かけることも!キャンディーをもらうことに夢中になってお礼を言うのを忘れちゃうんですね^^;。皆さんもお菓子を貰ったらサンキューと笑顔で言ってみてくださいね。
大人のハロウィーン会話集
(ハッピーハロウィン!)
B: “Happy Halloween! Wow, are you a bunny girl? You look great! Where did you buy your costume?“
(ハッピーハロウィン!わー、バニーガールなの? 素敵ね! どこでそのコスチューム買ったの?)
A: “I bought it at Halloween outlet. Where did you buy yours. You look awesome,too!“
(ハロウィーンアウトレットで買ったのよ。 あなたのはどこで買ったの? あなたも素敵よ!)
B: “Oh, I made my own. It took me hours and hours to finish it. Isn’t it gorgeoue?“
(私のは自分で作ったの。 すごく時間がかかったわ。 素敵でしょ?)
A: “Yes, you look fabulous!“
(素敵よ!)
日本語だと「素敵」の一言ですが、英語ではgreat,fabulous, gorgeous, awesomeと様々な単語で表現ができます。ぜひ覚えて使ってみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?アメリカのハロウィンの雰囲気が少しでも伝われば幸いです^^。
楽しいハロウィンを過ごしてくださいね♪
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